井原監督の性格

前回のダニルソンの活躍を振り返って気づいたことがある。・・・というか個人的な勘ぐり、感想になってしまうかもしれません。ていうかもう皆さん勘づいちゃってるっていうか分かってるかもしれません。

そして今回のチームを退団した邦本宜裕選手に関しても多分これが影響しているのかな・・・。


井原監督は多分超が付くほどの真面目

・・・知ってるよという声が相当上がっているかも。ですが、・・・なんというか堅物の先生が教壇に立ってる所をそのままテクニカルエリアに移したイメージなんです。まあ、勝ち負けがかかってるんで叫んだり悔しがったりしてるのは勿論あるのですが・・。そして堅物というだけあっておそらくこんな感じ。

①  基本に忠実
②  素行に厳しい
③  毎日努力

・・・みたいな。だから己のコントロールが出来ない邦本は出場機会を奪われていました。そして非行に走り退団。これは元々邦本の素養もあるのでしょうが・・・・。この3点はチームにとって非常に大事なことで実際にアビスパ福岡はそれで勝ち点を積み重ねています。先日の群馬戦では裏目に出ましたが実際感謝しているんです・・・が、変わらない攻め方、戦術ウェリントンを延々と見るとどうしても一抹の不安どころかシーズン終盤通しての戦いでは胸騒ぎがするんです。あの贅沢な攻撃陣と補強できたディフェンス陣で今年見せてくれたサッカーはほぼJ1時代と変わりません。

井原監督はマリーシアな部分がほとんどないと考えてます。先日のダニルソン選手の活躍を振り返ってると・・・、重戦車なみの切り札と考えるダニルソンをどこに出すかという事について思考する事ですね。まあ考えようによるんですけど・・・

残留圏の相手に対して全力で勝ち点をとるのが残留への近道ではないでしょうか。・・・奇策ですかね。終盤は残留争いという事で結構出てましたけど、その時はもう皆が追い込まれていたので奇策を打つのも遅いでしょう。ですが、井原監督はダニルソンを強豪相手にぶつけていました。そして柏戦で目覚ましい活躍をした邦本を次節の甲府戦で頭から出さない・・・。

要するに強い相手に真っ向勝負、少し力の落ちる相手にある程度のターンオーバーというJ2ではまあある基本をずっと繰り返してましたね。自分なら浦和戦には出していません。新潟戦で出していたでしょう。そうしなかったのは露出すればするほど強い相手に対策を立てられやすくなるからです。まあ基本ですね。

そして思い出してほしいのは勝ち点を40に設定していた点です。残留争いぎりぎりのラインですね。という事は確実に勝ち点を伸ばしていかなければならないわけです。大物相手に勝つというのは中々出来る事ではありません。奇跡ってのは大半起きないから奇跡なんですね。それとも序盤で上手くサッカーを構築できていない横浜に引き分けたことで実力を過信しすぎたのでしょうか。

そしてアビスパ福岡というチームは1回目の降格前はJ2に落ちないチーム・・・ですが落ちてからは大体1年であっさり逆戻り。2011年はまあ色々と力不足でしたが降格後の清水戦でまあイキイキとプレーしてました。長年見てきた人なら分かるはずです。ブレブレの戦績、前節まで良かったチームがあっさりと様変わりすることのあるゲーム内容。

アビスパ福岡はメンタルの弱いチームです。

これも皆さんある程度周知の事実かも。そんなこと無いという声もあるでしょうけど逆に「強いと言えるか」と問えば絶対にそうは言えないハズです。これだけは監督がいくら変わっても不変でしたね。

そんなチームが勝ち点に余裕のない、降格寸前の状況で終盤戦に差し掛かったらどうなるか。絶対勝たなきゃいけない試合・・・とかだったらアビは勝てるでしょうか。アビスパ福岡は勝ち点に余裕があって初めてノビノビとプレーできるチームです。つまりある程度余裕のある状況で終盤に差し掛からないと残留は無理です。残留できるとしたら日程にもよるでしょう。序盤は強豪ばかりとなったら負けが込んでそれだけでメンタルやられるかも。

歴史を見たら多分それが分かるのでしょうけど、2015年の史上最強の3位という触れ込みがおそらく井原監督の感覚を狂わせたのかも。

あれはウェリントン効果です。

いきなり強力な最終兵器がシーズン終盤に出てきたことで各クラブも作戦が狂ったのです。もしもウェリが来てくれなかったらどうか・・・。中原をトップにずっと据えていたのかもしれませんね。昇格プレーオフに食い込めるか否かの順位を行ったり来たりしていた状況で戦術を変えるのは難しかったでしょう。

基本に忠実

それができるのは戦力が充実している方にあたるJ2だからです。ところが今回はハナからウェリントンがいる・・・。既存戦力であるのならば他のチームもある程度計算が可能です。それが群馬戦だったわけですね。それでもウェリントンが一点決めたというのがすごい。そして逆に怖い。

今年昇格できなければウェリントンは出て行ってしまうのではないか。

ウェリントンには今の戦術は明らかに過負荷です。選手生命も削りかねない。先を見越して負担を軽減する為、強豪クラブに行ってもおかしくない・・・。ここで大黒柱を失った後、井原監督が続投したらと仮定して新たな戦術を構築できない井原アビスパに何が残るのか・・・。

今年の昇格は絶対義務なのかもしれません。とはいえ井原監督にも相当重いプレッシャーがかかっているでしょう。その精神的負荷の中で・・・孤独な一人の脳内での戦術立案は難しい・・・。少しでも軽減できるような参謀が付くことを望みます。

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